Bow-wow!No.15_フードの話−その4


1年前・・・。
ベルと@noriのフードを探す旅は終わりを告げたかのように見えた。
すなわち、、、股関節のためにコンドロイチンとグルコサミンを含んだフードに、消化吸収の良さげなフードをブレンドする。
これで、ベルのフードは決まったのではなかったか?(フードの話−その3、参照)
否!決まっていなかったのだ!



振り返れば、あれから1年以上がすぎてしまった・・・。
しかし、1年間も同じものを与えることができるような@noriではもちろん、ない。
フードをコロコロ変えるのは良くないと言う声があるのも知っている。が、変えてしまうのだ。(T_T)。しかしながら、今回は変えるサイクルが結構、長かった。@noriが悔い改めた証拠でもある。一銘柄をある程度の期間、与え続けたように思う。しかし!その結果、衝撃的な事実が判明したのだ!(そんなにたいそうなものかっ!)

さらばブレンド・・・・。
○岡油糧。みんな一キロのアルミパック ニュー○ロ・ラージブリードとユ○ヌバのブレンドを与えていた@noriだったが、2ヶ月もするとそれぞれのフードが底をついてくる。となると、また、むずむずと新しいフードを試してみたくなる。「これはきっとベルにあうに違いない!」
で、噂に聞く「○岡油糧」を試してみる。なぜ「○岡油糧」か?それはただただ「新鮮」であること。注文すると出来立てのフードが送られてくる!製造日のラベルは到着日の前日!これほど新鮮なフードはほかにはあるまい!しかも、封を切るとこれまた香ばしく甘い香りが漂ってくるのである。いかにもうまそうである。「ベル!これはいいぞ〜」

ベルはフードが変わるのには慣れている。その日からいつものようにガツガツと食べる。で、フードを変えたときに一番気になるのは、そう、う○こだ!

しかぁし!う○この調子が今ひとつよろしくない・・・。
「仕方ない、変えたばかりだしな。1週間もすればお腹も慣れてコロコロのう○こになるだろう・・・」

だが!1週間経っても、2週間経ってもねっとりしたう○こである。こまった。
「次の注文で、こんなう○こだって報告してみるか・・・」

カロリーなどは購入の度に違っていたぞ!「○岡油糧」は注文を聞いてから、ベルのために作ってくれる。そう、このフードの特徴は犬の個体にあわせてカロリーなどを調整してくれるのだ。メールで注文するのだが、被毛の具合や、う○この様子、気にかかることなど入力できるようになっている。10キロずつ何度か購入したが、それぞれ成分が変わっていた。さらには「○岡油糧」から2,3度、電話をいただいたことがある。ベルの様子を尋ねてくれたのだ。

フードの成分が変化してもベルのう○この様子は良くならない。「○岡油糧」のすすめでふりかけふうの消化剤を購入し、やっとう○こは固まった。しかし、この消化剤のお値段がバカにならない。フード自体は高いとは思わなかったのだが、併せて与えるとなると懐具合が寂しくなる。

「○岡油糧」の対応は非常に好感を持っていたのだが、ベルにはこのフードはあわない、と判断し、在庫がつきたのを最後にサヨナラする。

これは4ヶ月くらい与えたのではなかったろうか。@noriにしては結構、長く与えた。


コンドロイチン、ふたたび!
「○岡油糧」にサヨナラして、一旦、○イチャーズ・レセピーに戻し、良いうんこになるのを待つ。

「○岡油糧」の新鮮さには満足していたのだが、不足を感じていたのがコンドロイチン、グルコサミンの添加がないことであった。
股関節に不安を抱えるベルとともに過ごす我らとしては、効き目があるかないかわからないが、保険の意味でそれらを欲しているのだ。

「○岡油糧」を与えているときに尋ねたことがあった。
「コンドロイチン、グルコサミンを添加したフードは出さないのか」
答え。「それらはフードに添加すると吸収率が悪くなる。それで『○岡油糧』ではふりかけタイプのものを用意している。この方が吸収率が良い」
消化剤と同じく、これらを併用するとなるとお値段が高くなり、手を出しづらくなる・・。

プ○ミアム・エッジ!で、以前から存在は知っていたが、高いと思って購入していなかった「プ○ミアム・エッジ」に手を出すことにする。これにはコンドロイチンとグルコサミンが含まれている!

封を開けると、この手のフードの特徴なのか脂ぎっている。製造年月日を見るとそんなに古いわけではない。酸化しているわけではないのだが・・・。気になるう○このほうは安定しているようだ。小さくもないが大きくもない。
やっと、いいのに出会えたか・・・。しかし、いいことは続かないのである。


ベルの反乱!
ある日、突然、ベルがこのフードを食べなくなった。
なぜだ?おかしい・・・。これは何かあるぞ、、、
そう思っていた矢先、原因が分かった。
それから2,3日して、久しぶりにベルが吐き戻したのだ。靴下を。しかもふたつも。(T_T)
しかし原因がはっきりしたので一安心。
だが、甘かった。

彼はそれからも「プ○ミアム・エッジ」を食べなかった。腹は減っているようなのだが、頑として食べない。フードとしての「プ○ミアム」を拒否しているのだ!
また、これ?いつものように皿にフードをいれる。ベルはごはんだ!って飛び跳ねる!しかし、中に入っているのが「プ○ミアム」だとわかると、がっかりして目を伏せる。しっぽまでおろして、「・・・・・」てな、目つきで見上げる。「また、これなの?」と言っているのだ。

おまえ、それほど嫌わなくてもいいだろう!これだっていいフードだし、それに高いんだぞ。(T_T)。食べないなら、食べないでいいんだからな!そのかわりごはんなしだぞ!

しらんふりして他の用事をする。しばらくすると、もぞもぞもぞとフードをつつく音がする。
やっと食いだしたか、、、と思って、廊下にいるベルを台所からこっそりのぞいてみると、お座りしてこっちを見ている。フードは?っていうと、、、。それが廊下にまき散らされている。

ぬぬぬぬぬぬ。そこまでするか〜!そんなにこのフードが嫌いか?ついこの間までガツガツ食ってたくせにぃ!しかもこのフードは封を切ったばかり、そんでもってもう一袋在庫があるんだぞ!どうしてくれる!
しかし、何も食べないとこっちも心配になってくる。ちょっとでも食べてもらおうと思ってフードをひらって食べさせてやる。すると迷惑そうな顔をして、口に入れてもそもそと食べはじめる。
「よ〜し、よし、いい子!」
しかし、何度かやっていると顔をそむけて口に入れたフードをぺっと吐き出す・・・・・。わたしらにわからんようにしているつもりなのだろうか?全部見えてるぞ、おまえ〜〜〜〜。ふぅ。(-_-;)

ベルは偏食しない、いい子だと思っていたが、それは間違いであった・・・・。
偏食する間もなく、@noriが次々とフードを変えていくだけの話であったのだ・・・・。
お〜?悪いのはわたしかっ?!

それはともかく、、、。食べなくなった原因を考えてみる。こんな時は犬の気持ちになることが大切だ。ふむふむ。もしかすると、ベルはこのように考えたのかもしれない。
「このフードを食べると苦しくなる。これを食べると靴下をふたつも吐いちゃうんだ・・・」
ベル、、靴下は、食べないと吐けないんだよ、、、(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)。

とはいうものの、それでも2週間くらいはこっちも意地で食わせ続けた。すると変化が現れた。しかも悪い方に。どんな変化か?

う○こが悪い。犬を飼っておられると良いうんこと悪いうんこがあるのにお気づきになるであろう。ベルのう○こが変化したのだ。べっとりした、黒いうんこだ。

「ボク、消化不良、起こしてます」
う○こが語る。ストレスであろうか。イヤなフードを食べ続けるうちに、弱いと言われている消化系に症状が現れたのであろう。それまではコロコロのとっても元気の良いう○こをしていたのに・・・。

「今日もボク、消化不良だよ。このフードはだめだな。あわないよ」
う○こは日々、家族にプレッシャーを与えるようになった。ベルも相変わらずフードを廊下にまき散らしながら、仕方なく、あとで拾って食べている。むむむむむむむ・・・・・。

このままでは、、、いかん!

で、「プ○ミアム」が底をつきつつあるある日。急遽、フードを買いに走る。とりあずネ○チャーズ・レセピーを与えよう。(なんだかんだといってもレセピーやユ○ヌバが好きな@noriなのであった)。ベル、新しいフード買ってきてやるからな、と言ってクルマで30分走る。しかし、これが、なんということ、レセピーはその日、売り切れていたのだ!がーん。


お口直しにいかがかな?
というわけで、またまた新しいフードを試してしまうことになるのであった。

スペシャリテ○。オーストラリアのフード。右はおなじみビスカル。オーストラリアのフードらしいのだが、お試しサンプルを以前にいただいていて、硬く焼き上げた、なかなか良さそうなフードだと思っていたフードにすることにする。今まで買わなかったのはお値段も良かったからなのだ。その名も「スペシャリティ○」
とにかく、それを買って帰ってベルに与えると、食うわ食うわ、ガツガツ食べる!おわんもペロペロなめて、おかわりまで要求する。
ま、一安心である。「プ○ミアム」はまだ一袋残っているけど、ほとぼりが冷めた頃にもう一度与えれば、食べるであろうと@noriは計算した。ふふふ。必ず食わせてやる。それまでは新しいフードを楽しむが良い。うわっはっはっはっっはっ!(^O^)/


食わぬなら・・・
オーストラリア産のフードは1ヶ月ほど与えるとなくなってしまった。ふふふ、機は熟した!ベルよ、もう、イヤな思い出はなくなった頃であろう・・・。

素知らぬ顔で、残っていた「プ○ミアム」を与える。が、なんということベルは食べない!
「・・・これは、食べられないヤツだ、、」
ベルはお座りしてしまう。ううっ。何というヤツ。ちょっとは心配していたが、これほどまでに嫌われていたとは・・・。ならば、仕方がない。最終手段を使おう!

古くからの読者ならば我々が以前「ナチュラル・ハー○スト」 をベルに与えていたのを覚えておられるかもしれない。(何?いちいち覚えていられるかいって?(^^;))。で、そのフードに缶詰がサービスで付いていたことまで覚えているとしたら、、、あなたは普通じゃない。(^^;)

そう、そのハー○ストの缶詰をプ○ミアムにトッピングして与えたのだ!
ぬふふ。ベルはガツガツと食らいつく。しかし、やっぱりフードはまき散らす。どうやら缶詰しか食っていないようだ!(>_<)。
「待て!」
食ってる最中でもベルは待つ。フードを取り上げて、今度はよ〜く混ぜて与える。すると、もそもそもそと食べ始める。その速度の遅いこと遅いこと・・・・。

ベルは普通、30秒かからずに毎回、食餌を終える。それが何ということ、、食べ終わるのに5分くらいかかっている。でも、まぁ、食べるだけましか・・・。

で、缶詰まぜまぜはある程度の成果を挙げた。しかし缶詰の在庫が尽きるときが近づきつつあった・・・・。どうする?プ○ミアムはまだ残っているぞ?

これはいけるぞ!
これまた以前にサンプルをもらっていたフードがある。「ロ○ヤル・カナン」である。これは強烈なにおいがする!ひじょ〜に臭いのだ!しかし、その臭さが良いのであろう、ベルには大好評であった!よし、次はこれだ!これはいけるぞ!

ロ○ヤル・カナン・MAXIかくして、ロ○ヤル・カナン・MAXIを購入!缶詰トッピングに代えて、プ○ミアムとのブレンドにする。プ○ミアムの上にMAXIをのせると、やはりMAXIだけ食べる。それでよくまぜまぜして、与えることになる。でも、まぜまぜは結構、面倒なのだ。しかし、プ○ミアムがなくなるまではまぜまぜなのだ。(これを書いている時点でもうちょっとなのだ。(^^))

さて、ロ○ヤル・カナンも良いフードである。気に入っているのは大型犬用のフードにはコンドロイチン、グルコサミンが添加されていること。強烈なにおいはもしかしたら食いつきをよくするためのものかもしれないが、まぁ、我慢しよう。何といっても、ベルが気に入っているのだから。

で、これはベルにとっては3年ぶり以上のチキンベースのフードでもある。ベルのフード遍歴はアレルギーを疑っていたのでチキンをさけてラム&ライスばかりを与えていたのだ。

でも、ま、チキンでも大丈夫であろうと判断し、久しぶりのチキンなのだ。ラムのタンパク質よりもチキンのタンパク質の方が良質であるとペットショップのお兄ちゃんも言っていたしね。

さてさて、「フードの話」である。こんなフードを与えたらこんなことになってしまったよ、という話であることは、お約束なのである。(^^ゞ。
それにしても、あう、あわないというのは確かにあるんだな、と実感した1年でもありました。(^^;)
そして、恐らく、これが最後の「フードの話」になるのではないでしょうか?たぶん、、、。では!(^_-)/


昔の話も見てみる?「フードの話」−その1その2その3

Last updated: 2002/02/15
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