北海道縦断紀行'03−その8(第9日目、第10日目)
小樽〜支笏湖〜ウトナイ湖〜苫小牧東港・・・・・・福井県敦賀港〜大阪府高石市

7/26(土)

6:00頃
・小樽
「おかあさん、おはよう!」起床。
「小樽温泉オスパ」の駐車場はクルマでいっぱい。
この温泉の営業時間は9:00〜翌8:30。
朝風呂にはいろ〜。@800です。

8:37出発。オドメーターは65010キロ。
今日もいい天気だ!
8:51 給油。54リットル。@106
オドメーターは65014キロ。
9:00 北一硝子へ。駐車場にハイエースを止める。
屋内の駐車場なのでベルはクルマでお留守番。

ベルのはははアクセサリーを物色。
あれにしようかこれにしようかと悩んでいるようで、
かつクンも@noriも外で大いに待たされる。
北一硝子です 「どれにしようかな〜」 「アイスを買ってもらいました」
オルゴール堂
ベルのははの買い物を無事に終えて
小樽の町を少しぶらぶら。

9:53小樽出発。

11:55
・千歳サケのふるさと館
千歳市の「千歳サケのふるさと館」へ到着。
気温は24℃。都市部は暑いくらい。(でも大阪よりず〜っと涼しい〜)
オドメーターは65096キロ。

入館して魚たちを見る。
この水族館は自然の川(千歳川)のすぐ脇に作られていて、
館内から川底が見えるようになっていて小魚が泳いでいるのが見える。
(水中観察室)
遡上の季節には設置されているインディアン水車
サケの捕獲を見ることもできるそうな。
千歳サケのふるさと館 「おー、チョウザメや」 館内をうろうろ
さて、ベルはハイエースでお留守番。
車内の留守番は慣れているベルではあるが
24℃にもなると少し心配。

車内温度の管理には気を付けなければならない。
犬連れ旅行をするときには皆さんも頭を悩ませるところであろう。
「冷たくて気持ちいい〜」 クルマを止めるときにはできるだけ駐車場の一番端
他のクルマに牽かれることがないようにするため。
街路樹があれば木陰になるところを選ぶ。
窓を少し開け、サンルーフも陽が差し込まない程度に
開けておく。
それでも車内温度が心配な時には、サイドドアを
開けっ放しにしてが通るようにして留守番させる。
リードをヘッドレストの差し込みの部分で繋いで
ベルが外へ出て行かないようにする。

ベル自身が番犬になってくれるので、
何かを盗られることもあるまい。
ま、盗られたら、それはそれでしかたがない。
ベルの命の方が大事ですからね。
インディアン水車です
こっちもインディアン水車 とは言うものの、これは北海道だからできる暑さ対策。
大阪ではこんなことしてもやっぱり暑いのである。
(^^ゞ

涼しいところに行くのでなければ、犬はクーラーの
聞いた家で留守番させておくのが一番でしょうな。
12:10出発。

12:43
・支笏湖リンク
支笏湖へ到着!
オドメーターは65122キロ。
さっそく昼食。
去年も行った「みずうみ」という食堂で昼食。
ベルはとなりのお土産物やさんのおばあさんが
「見ておいてあげる」と言ってくれたのでベンチに繋いでいた。
食堂「みずうみ」前にて
昼食を終えて出てくると、ベルはおばあさんになついている。
なつくわけである。

おばあさんの手にはウインナーやらパンやら、
飼い主からはもらえそうもない未知のうまそうなにおいのする食材が乗っている。

うっ、、これは、、、と思うものの、おばあさんの親切心に水を差すわけにも行かぬ。
ベルはおばあさんの手からひったくるように、ガツガツと喰う。

おまえ〜〜、なんて行儀が悪いんだ、、、

飼い主からそんな風におやつをもぎ取ったなら恐ろしい目に遭うのだが、
このおばあさんはにこにことするばかり、、、
「なんていい人なんだ〜〜〜」
ベルはそう思ったに違いない。(+_+)
幸せなひとときを過ごしたベルは「支笏湖ビジターセンター」
木陰に繋がれていた。
木陰のベルの相手をしてくれる観光客。(^.^)
去年は立て替え工事中だった施設だ。
新築の香りがしてきそうな真新しい装い。

カルデラ湖の生成などいろいろ勉強する。
「ごっつい根っこやな〜」 「これはなんやろ?」「さぁー」 フィールドマナー?ルール?

・国立公園
北海道には多くの国立公園がある。
支笏湖ビジターセンターには
日本の国立公園の所在地が紹介されている。

そこに「フィールドマナー」なるものが表記されている。
以下のとおりである。
国立公園は大切に守られている地域です。
フィールドでは次のルールを守りましょう。
野生動物を見つけてもおどかしたりしないようにしましょう
決められた場所以外ではキャンプをしないようにしましょう
ごみは必ず持ち帰りましょう
タバコの投げ捨てはやめましょう
植物はとらないでください
ペットは持ち込まないようにしましょう
決められた場所以外は歩かないようにしましょう
野生動物には、むやみにエサを与えないようにしましょう

マナーもルールも知る限りは守りたいと思う人間である。
「ルールは破るためにある」なんてアホみたいなことは言わん。
「ルールは守るために」あるのである。

上記1〜3に依存はない。7にも喜んで従おう。
8はなぜ「絶対」ではなく「むやみ」なのかがわからぬがとにかくエサは与えないで、OK。

4のタバコに関しては、「公園内は禁煙です」で良いのではないか?

5は他のとちょっとニュアンスが違いますね。「とらないようにしましょう」ではなく
「とらないでください」だから、より強い調子が見て取れますね。
「植物はとってはいけません」でも良いのではなかろうか。

実は6を見たときに、なにぃ!と思った。
サロベツ原野で『国立公園では犬は禁止ですよ。「常識」ですよ!」と
ぬかした男がいたが、このビジターセンターまでもそんなことぬかしよるか!(~_~メ)
この野郎〜!何であかんのか教えてもらおうか!
とメールで監督官庁に問い合わせようかと思ったくらいである。
(今、そう思った人もあるかもしれぬが、、、(^_^;))

しかしながら、公園内にペットを持ち込むことに異議のある人も多かろう。
わたしもベルと生活していなければ
「なんでわざわざ犬なんぞ連れてこなあかんのか」と思っていたことであろう。
ペットがパートナーという存在になってきたためにおこった問題かもしれない。

冷静に考えて、、なぜペットはだめなのか。
1 ペットが逃げ出して野生化してしまっては困る。
2 糞尿の処理がなされなくては困る。
3 他の人を噛んでは困る。
こんなもんですか?他にもあるのだろうか?
これくらいなら全部制御できますよね。

だから国立公園にベルを入れてください。お願いします。

でも、すべてのペットができるというわけではないですからね。
子犬などはおしっこを我慢することはむつかしいしね。
海外でも国立公園ではペット連れはだめなのかしら。

でも、「持ち込まない」というのは具体的にはどうすればよいのであろうか。
今回の場合ならベルを車内にずっとおいておきなさいという意味であろうか。
駐車場くらいなら散歩させてもいいのだろうか?
湖の畔くらいなら歩いてもいいのだろうか?

聞けば『まぁ、他の人の迷惑にならなければ、、』と言ってもらえそうなところもある。
だったら、「ペットは連れてくるな」と明記しないでくれ〜。(T_T)
豊富ビジターセンターでの立て札
そうかと思えば、利尻礼文サロベツ国立公園内
豊富ビジターセンターでは「ここから先、次の行為は
禁止です」とあり、「喫煙」「ペット」「飲食」と並べてある。
逆に言えばそこまではペットは許されているのだ。
こんなふうに「ここからはダメですよ〜」と書いてくれればわかりやすくてよいのだが。
(それでもちぃと不満。どうしてダメなの(^^ゞ)

いつ、どこの国立公園とは言えないけど
「大型犬がいるが散歩をさせてもいいですか」と
ビジターセンターの係の人に実は尋ねたことがある。
その係員は「いいですよ」とにっこり笑ってくれたのだ。
「おしっこはさせないし、糞は必ずとります」といって
その時はベルといっしょに歩いたのだ。

ま、むつかしい問題ですわ。
人間の方が花を採ったり、木道をはずれて貴重な植物を踏みつけたりして
ルールを破ったりするんだから。どうなんでしょうかね?

ああ、愚痴が過ぎた。ごめんなさい。(^^ゞ
だけど、どう思います?
支笏湖にて よく晴れて、しかも風が強い! 紅い橋梁がきれい
ベルのははは旅行の記録を付けてくれています。
支笏湖で去年と同じくボートに乗ろうと
思っていたのだが、
あいにくの強風で波が高く、ボートは出せない状態。
支笏湖を後に
湖畔を散策して
15:05支笏湖を出発。
クルマの中で

16:11
・ウトナイ湖リンク
ウトナイ湖に到着。
オドメーターは65167キロ。

日本野鳥の会による初の「野鳥の聖域」として有名である。
周辺の湿地とともにラムサール条約にも登録されて湖である。
とはいってもこの季節、野鳥はそんなに多くない。
ウトナイ湖です 野鳥の聖域だよ 看板
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター
ウトナイ湖野生鳥獣保護センターから
野鳥を観察できるブースがある。

ベルのはははそこでこちらを見ている
湖のむこうの野鳥を双眼鏡で見つけたそうな。
インターネットで「お手はいかが?」を見る 「かわいい〜」小さい子にもなでてもらえました 木道を歩く
17:23出発。
これであとは苫小牧東港へ向かいフェリーを待つだけである。
17:31 セイコーマートでフェリー内での朝食、おやつ、ベルの水などを購入。
オドメーターは65172キロ。
17:44出発。

18:07
・家路
苫小牧東港フェリー乗り場に到着。
オドメーターは65189キロ。
これで北海道内での走行距離は2055キロ
北から南までよく走った!
アザレア号
乗船まで時間をつぶすことに。
先に出港する秋田、新潟経由の「あざれあ」号で記念撮影。

フェリーターミナルにて 18:45。フェリーターミナルで早めの夕食。
しかしご飯ものがなくなってしまっている。
しかたなくラーメンだけをすする。
大阪人はラーメンにご飯をつけるのだ。(^_^;)
アザレア号の乗客でごった返しています ターミナルでテレビを見ながら時間をつぶす。
あざれあ号が乗客を乗せて出港していく。

20:45乗客は乗船準備をせよとのこと。
「すいせん」号が着港。

@noriはベルの待つハイエースへと向かう。
スイセン号が着港この乗船までの時間が長いのである。(^^ゞ

22:50、クルマの乗船が始まる。
ベルにとって長い長い1日がまた始まる。
乗船するベルと@nori夜食のカレーライス
「ベル、がんばれよ」
そういってペットルーム
ベルを連れていく。

腹がへったので乗船早々レストランへ。
一番乗りである。
カレーライスを食べてから、眠りにつく。
本日の走行距離:179km/北海道内走行累計:2055km/総走行距離:2259km

7/27(日) 9:00 「ベル、元気だったか」起床。
よく寝たような、寝ていないような、、、。
朝食をとる。

10:00。ベルにも朝食。
家族と会えるのが嬉しいベルである。

10:30。ビデオを借りる。
ロード・オブ・ザ・リングである。
フェリーに乗っているときには長い映画が良い。(^_^;)
13:40 「王手」「ふん、、」昼食代わりのドーナツ。
昼寝、将棋などをして過ごす。
テレビも。アニメの「タッチ」をしていた。
もうすぐ敦賀に到着
18:00 フェリーでの最後の食事レストランで夕食。

敦賀新港が近づいてきた。

20:00、下船準備。
ベルと再会。元気である。よく頑張ったぞ!ベル!
クルマへ!
ハイエースに乗り込む ベルはとっても嬉しそう
20:21。敦賀新港到着。下船。
オドメーターは65189キロ。

疲れちゃったね、、あとは家路を急ぐばかりである!

20:39敦賀。
21:08米原。
22:19吹田料金所着。ここからが大渋滞。
22:51渋滞を抜ける。
23:13堺料金所。
23:20高石市内へ。
23:23ファミリーマートで夜食購入。23:30出発。
23:34我が家の駐車場に到着!
オドメーターは65401キロ!

長い長い旅行もこれにて終了!!
本日の走行距離:212km/北海道内走行累計:2055km/総走行距離:2471km
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LastUpdate:2004/4/24
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