ベルはエリザベスカラーを
つけてもらって帰ってきた。
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手術の跡を舐めたり、
縫合糸をとったりしないようにである。
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ベル
「ねぇねぇ、おとうさん」
おとうさん
「どうしたベル?」 |
ベル
「お願いがあるんだけど・・」
おとうさん
「痛てて・・・ちょっと待て、カラーが刺さる!」 |
ベル
「首がかゆいの。掻いてくれない?」
おとうさん
「おーおー。不憫なやっちゃなー(ぼりぼりぼり)」
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ベル
「はー、すっきりした」
おとうさん
「もうちょっとの辛抱だからなー」 |
まー、あのエリザベスカラーってのはなんというか、
犬の自由をかなり奪っておりますな。
ベルも、首が掻けない、傷口を舐めたいけどなめられないで
結構、ストレスをためているようです。
今まで聞いたこともないような悲しげな声で
「きゅーうん」って啼くんです。
(バリケンに入れてドライブするときにも「きゅんきゅん」言うんですけど
ほんとに哀れをさそう泣き方なんですねー、これが。)
しかし、あれは危険ですよ。ほんと。
テーブルの上に置いてあるコップをなぎ倒してゆく。
家人の足の間に入ろうとして、人を押し倒していく。
顔を舐めようとして、往復ビンタを喰らわせる。
みなさんも気をつけて下さいね。
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