少し前のお話なんですが、、、
ある日、自動車で近所の公園にベルを散歩につれていきました。
自動車に乗せるのは、脚の保護とかの目的ではなく、自動車に慣れさせるためです。
ベルは自動車に乗ると落ち着きがなくて、ひどいときにはきゅんきゅうんと鳴き出すんです。(^^;)。
公園へは2,3分でついちゃうんですけど、落ち着いて乗れるようになって欲しいので、できるだけ自動車に乗せるようにしています。
これから飼われる方は小さい頃から自動車に慣れさせてやってくださいね。
(今ではかなりましになってきたんですけど、ときどき悲鳴を上げております)
でも今回は自動車の話ではないんです。(^^;)
ひとしきり公園で遊ばせて、さて帰ろうかという段になりました。
ベルのははがベルと一緒に歩いて帰るから、というので、じゃあ、先に自動車で帰ってるねと言うことになりました。
自動車で公園に行く分、運動量が減っているかもしれないので、たまに歩いて帰るのはいいことです。
@noriとかつクンが自動車に乗り込みます。ベルも乗りたそうにしています。リヤハッチのところで見上げています。
ベルのははが「ベルは乗らないよー。歩いて帰るからねー」とベルに言っています。
動き出す自動車。窓からかつクンが手を振ります。ベルが真剣な顔でそれを見つめています。
ルームミラーを見るとベルのははを引っ張って公園から出てくるベルが見えます。
やがて自動車は交差点を曲がって、ベルは見えなくなりました。
約15分後、ベルが勢い良く帰って来て、部屋に飛び込んできました。
@noriとかつクンが自動車に乗ってベルとベルのははと別れたあと、ベルは@noriとかつクンの乗る自動車を追いかけるように家へ向かったそうです。
やってくる自動車や追い抜いていく自動車があれば、おとうさんが乗ってないか、かつクンが乗ってないか確認しているみたいに、一所懸命見つめていたそうです。
おやつを出しても食べようとせずに、自動車を観察していたそうです。
もう少し散歩させてやろうと思ったのですが、、かわいそうに、、、置いて行かれたとベルは思っちゃったんですね。でも、ベルのははが一緒にいるのに・・・。(^^;)
家に近づいてきて、ベルは駐車場に自分ちの自動車が置いてあるのを見て、家へと駆けだしたそうです。
自動車の所へ、ではなく、家へ、というのがおもしろいですね。
家へ行けば、おとうさんやかつクンに会えると思ったんでしょうね。
2才になってベルはますます家族の一員になってきました。
1才の時よりも1才半の時よりも、家族に甘え、家族と共にいることを望むようになってきました。
そしてそのことをわたしたちも気づいてやることができるようになってきました。
ベルにとって家族は、散歩よりも、おやつよりも、大切なんだってことを、図らずも知ることができた、そんな経験でした。
2000/09/15
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