子犬が生まれると親犬はかいがいしく世話をします。
子犬は親犬に世話をされながら犬の世界のことをしつけられていきます。
考えてみれば、動物はみなそうです。
しつけや訓練は必要だと思っています。
しかし、犬に人間の子供と同じようなしつけや訓練をするつもりはありません。
犬には犬のしつけが必要なのです。人と共に暮らすための。
とはいうものの、どんなしつけが必要なのでしょう。
どれほどのしつけが必要なのでしょう。
もしかすると犬が飼われる環境によってそれは違ってくるかもしれません。
家の外で飼われているでしょうか。それとも室内でしょうか。
大型犬でしょうか、小型犬でしょうか。
でも、どんな犬でも、どこで飼われていても
教えなければいけないことはあると思います。たとえば・・・
- 1.人を咬まないこと。
- でないと危なっかしくて一緒に暮らせませんものね。
逆に言えば教えておいていただきたい事項ですね。
むろん絶対に咬まないと言う保証があるわけではないです。
(で、犬が咬むときにはそれなりの理由があります)
- 2.散歩の時、引っ張らないこと。
- 特に大型犬の場合、引っ張られると危ない。散歩も楽しくない。
そんなのが続くと犬と暮らすのが重荷になる。これは大変!
- 3.室内で飼うならば、トイレを覚えること。
- もっとも大きくなれば散歩の時まで我慢できるようになります。でもそれまでは必要ですからね。覚えてくれるまでは大変だけど。
- 4.やたらに吠えないこと。
- いわゆるムダ吠えです。臆病な子やデリケートな子は吠えやすいのかな?
でもあまり吠えると近所から苦情が来ることにも・・。
きっとまだあると思いますけど、これらのことは「最低限のしつけ」として必要でしょうね。
「最低限」っていうのは、もしできないなら自分や他の人に身体的、精神的な苦痛を与えることになるので、そう思っています。
で、がんばってしつけていこうと思うんですが、あれもこれもしつけなければと思うと気が焦ってしまってうまくしつけられなくなります。(^^;)。犬もますます言うことを聞かなくなります。
しつける側に少しの余裕というか、ゆとりというか、ゆっくりやっていけばいいやって気持ちがあるとホントにいいと思います。
なぜかっていうと、焦ると犬にあたっちゃうんですよね。何でできないーって(自戒を込めて・・(^^;))
訓練士さんやしつけ教室の先生がいれば、飼い主の指導が間違っている、とそこで指摘してもらえるところでも、我流でやっていると、できないことは全部、犬が悪いことになってしまいます。(^^;)
ちなみに我が家は訓練士さんについてもらったことはなく、しつけ教室に通ったこともありません。
しつけの本だけはたくさん読みました。(本もいろいろなことが書いてありますね。参考にはなりますが)
ですので、できるなら訓練士さんに付くか、しつけ教室に通われることをお薦めします。
論点がタイトルから外れはじめましたねー。。。。(^^;)
何を教えるか?でした。
「待て」「来い」はぜひ早いうちから教えたいですね。(できるできないは別にして・・(^^;))
他に「座れ」「フセ」「つけ」。
さらには芸を教えると楽しいですよ。
「お手」「ちんちん」「ジャンプ」、えーと、それから「フリスビー」に「アジリティー」!
まずは、何を教えるかリストアップしていくといいかもしれません。
最初は、これとこれとこれ。コマンドは「○○」「××」「△△」って決めておく。
それができたら第二段階。さらに第三段階、ってな具合に。
表をつくって、できたら○印をつけていく。
教え始めた日付と、できた日付をつけると、今後の訓練の励みになるかも。
さらには飼い始めた方々に情報提供してあげることもできるかもしれません。
うちは何も記録を残してないので、情報提供できません。誰かしてください。(^^;)
しつけ、訓練、呼び方はどうあれ、最初から多くを望むとできないときにがっかりしちゃいます。(>_<)
簡単なことからひとつひとつを教えていきましょうね。
また、しつけは一通りできるようになったから、これで終わり、ってものではないですよね。
一生の間、人との生活の中でゆっくりじっくり訓練し続けていくものです。
で、問題がその教え方。
それはしつけ教室で聞いてください。(^^;)
え?ずるい?でも、それが一番実際的。(いろんなしつけ教室がありますけどね)
でも、またいつか、我が家ではこんなふうに教えました。マネしちゃダメよっ(^^;)、てなお話をご紹介しましょう。(^_-)
2000/06/14