知床半島ーカムイワッカ−北海道道東紀行−

知床五湖を後にしてさらに半島の奥へとクルマを走らせる。
アスファルトが切れてダートになる。
さらに進んでいくと今回の旅で初めてキタキツネに出会う!

キツネは物欲しそうにゆっくりと
クルマの前を横断し、近づいてくる。

逃げようともしない。
餌を要求しているのだ。

観光客がかわいらしいからと安易に餌を与えるため
クルマがくると近づいてくるらしい。
それではねられてしまったり、
狩りができなくなってしまったりするそうな。

だからかわいいからといって餌を与えてはいけませんぞ。(^.^)


「カムイワッカ湯の滝」
通り過ごし、
「カムイワッカ展望台」
過ごしてしばらく走ると
道にバリケード。

一般の人間が行けるのは
ここまでである。



アイヌ語で「神の水」の
意がある「カムイワッカ」
さて、上流にある
滝壺まで上れるかしら?


こちらはカムイワッカの
展望台からの風景
ここからスタート!
上の肩を組んでる写真からベルのははのいるとこまでは
ロープが渡してあって、それをつたって登る。
(ロープが無くとも登れるが降りるのがこわい。(^^ゞ)

滑落事故が多いと聞いたのでカメラを持たずに登ることに。
写真はベルのははが下流から望遠で撮影したもの。

慎重派のかつクンは最初、沢登りに難色を示していた。
@noriが沢登りの危険性をあらかじめ
話していたため、臆してしまったのだ。

しかし、かわいそうにかつクンは
おとうさんに言いくるめられ
恐怖の沢登りを体験することに・・・
(そんなたいそうな。(^^ゞ)
さてさて、がんばって登っていたのだが、
運動不足気味のかつクン、途中でギブアップしてしまった。
おとうさんだけいってらっしゃいと言ってくれたが、
相棒がいないと面白くない。
で、道半ばにして戻ってくることに。
途中、すべって転んでいる人も何人か見かけました。
かつクンも転けました。(^^ゞ
2002/7/24撮影

15分ほど登りましたでしょうか。
一番上まで行きたかったんですが、、
ま、次の機会に。

写真で見ていただいてもわかるように
流れているのは「湯」です。
岩肌は硫黄が付着しているところもあり
すべりやすくなっています。

登り口には、「貸しわらじ」屋さん?が道端に
お店をひらいています。
トイレも簡易なものですが
おいてあります。
ただ、とっても汚いです。(^^ゞ
恐らく夏場だけ設置されるのでしょう。

+マイカーの規制+
7月下旬から8月中旬まで、知床五湖から終点の知床大橋まで
マイカーが規制されます。
2002年は7月27日から8月23日まで
自転車以外の一般車両の通行ができませんでした。
かわりに知床自然センターから知床大橋まで
シャトルバスが運行されます。(20分間隔)

我が家はベルを連れているので
マイカーでないと困ります。
規制の始まる少し前の7月24日に
行くことができたのはうれしいことでした。

+バスについての注意+
来年以降はどうなるかわかりませんが、(^^ゞ、、
知床五湖まではマイカーで行けます。
で、知床五湖にクルマをおいて、
そこからバスに乗ってカムイワッカまで、、、
ということはできません!
知床五湖では混雑するため乗客は乗せないらしいです。

知床自然センター〜(15分)〜知床五湖〜(30分)〜カムイワッカ湯の滝


Last updated: 2002/10/10
No.85_