船旅−北海道道東紀行−


さて、ベルとは違って人の場合は快適な船旅であった。
振動はあるがほとんど揺れない。いわば浮かぶホテルである。

何度かフェリーに乗ったことのある@noriは
2等船室は騒がしいという思いこみがあって実はびくびくしていた。
(今回、2等で行きました)
しかし、思いの外、船室は静か。
ロビーにたむろする人々もそんなに多くない。
なぜ?どうして?うれしい誤算。

敦賀−小樽航路は雑魚寝になる2等の客室定員が34人。
(「すずらん」「すいせん」共)
片や関西地方からのもう一つの北海道への航路、
舞鶴(京都)−小樽航路の就航船の2等客室定員は224人!

もしかしたら、そんなところに快適な船旅の秘密があるのかも・・。
それはともかく、、、、


←正面奥が3階にある
船内案内所。
ホテルの受付のような
感じです。
自動車で乗り込んだ人は
右側の通路奥から船内に
入ることになります。
ペットルームはその通路の
つきあたりにあります。
ペットルームはほどよく
クーラーも効いています。
ペットルームがあるのは
前回のお話で紹介済み。
他にどんなとこがあるのか
あちこち探検したくなるのが
人情ってもん。(^^ゞ。
2等室があるのは3階。
4階には1等室、5階には
特等室、スイートルームが
あります。

船内案内所の前には4,5階
への階段がある。
で、この階段の下には・・
テレビがおいてあるサロンが
ある。
テーブルでは宿題をしている
小学生たちがいました。(^^ゞ
4階にはちびっ子たちの
チルドレンルーム、
ビデオルーム、
ゲームセンターなど。

こちらも4階。前コマは
船首側にありますが、これは
船尾側になります。右舷には
レストランがあります。
朝食の風景。朝食はバイキ
ングで調子に乗ってトレイに
乗せていくと精算時に
ドキドキすることになる。(^^ゞ
4階、船尾側左舷。
昼食時に開くグリル。
写真右側はサンルームに
なっていて海が見えます。

4階船尾のデッキ。
かつクン「もしもの時は
あのボートで逃げたら
いいんやな」心配性。(^_^;)
デッキにはジャグジーも
あります。サウナもあります。
3階にはお風呂もあります。
ときどき見に来るのが楽しい
船舶の位置表示。(^^)。
出港からの時間、残りの
航海時間、現在の船速も
表示していて、なかなかの
ハイテク。

卓球を借りようと思ったら、
航海中は全時間予約で
埋まってしまっていた!
コインランドリーもあるよ。
自動販売機、売店もあります
ベルのはははたいがい
寝て過ごしていました。
かつクンはいろいろしていて、
@noriもつきあわされて
いました。(>_<)

3階、フォワードサロン。
船首にあり、進行方向の海が広がります。
見ているときもちがよいですよ。
2002/7/19,20撮影

時間をつぶすのには本を持ち込むのがいいかな?

前回の「ベルの船内生活」ですけど、
最初にケージに入れるときが辛かったですね。

「クレート!」(バリケンに入れるときの我が家の命令)って言っても
立ちすくんでうつむいたり、
フセしたり、あげくの果てはひっくり返って
「ごめんなさい、怒らんといて・・」を表現。

「ベル、怒ってないよ。でも、クレートせんとな」
しかし、ベルは入ろうとしない。
仕方ない。
「クレート!」強めに毅然と決意をこめて、
そして、ガッとリードを引く。
ベルはあきらめてケージに入る。

我々がペットルームから出ようとすると
「ガリガリガリガリガリ!」
ケージの扉を前脚で掘る、ひっかく。
「ガッキン!ガッキン!」
ケージの扉の格子を犬歯で噛み切ろうとする。

「置いていかんといて!」
そういっているのだ。

「早く、出よ」
我々がいるといつまでもケージからの
脱出を試みるかもしれない。

+++

しかし、朝食、夕食時はそれほど抵抗せずに
ケージに入ってくれた。

家族が会いに来てくれるのが
わかったのかもしれない。

何にせよクレートと留守番の訓練は大切ですね。


Last updated: 2002/08/02
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