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'08箱根伊豆旅行−その6
時刻 記事
2008年2月25日(月)・・・・・・つづきだよ

南伊豆下賀茂「みなみの桜と菜の花まつり」
13:05 道の駅「開国下田みなと」を出発。
運転はかつクン!
国道136号線を走ります。
道は海岸沿いから内陸へと向かいます。

20分も走った頃、石廊崎へはまっすぐ、下賀茂へは右という交差点「日野」に広大な菜の花畑を発見!
「おお〜、すごい菜の花!まっ黄色!」
「かつクン、右折右折」
あわててかつクン、右折。すぐに菜の花畑の駐車場は左折という看板
「あ〜、さっきのところ左、、、」
「え〜、どうするどうする?」
「Uターンできるところさがそ」

で、どこぞの工事現場につっこんで運転交替。
今来た道を戻ってきて、菜の花畑の看板のところを右折。
13:28
川の土手に駐車場があり、おばさんが立っている。
駐車料金がいるのかな?と思ったら、付近の地図が載っているパンフレットをくれた。
「上流のほうで桜まつりもやっていますので」
お礼を言って、受け取る。
あとで上流のほうへも行ってみよう。
ハイエースを停車させて、赤い橋を渡って菜の花畑へ。672.5km。

南伊豆町、下賀茂ではこの季節、「みなみの桜と菜の花まつり」ってのが開催されている。
で、みなの目を釘付けにした菜の花畑。
地元の人が休耕地を利用して菜の花を植えているようです。
広いです。見事な菜の花畑です。

畑の中に降りることもできます。
ベルも降りて畦道をちまちま歩きます。
観光客がたくさん、楽しんでいます。
あちこちで写真撮影。(^.^)。
ベル観光客にたくさん相手をしてもらえました。
お年寄りたちが土手に座って、写生している。

川の土手には桜の木が植えられています。
さっきもらったパンフレットによるとこのあたりの桜はソメイヨシノらしい。
まだ、花もついていない。
たくさん、写真を撮って、今度は桜を見てみようと出発。13:54.
国道136号線を西へと向かいます。
2分も走ったところで駐車場があったので停車。674.0km。
ベルも連れて、国道沿いを歩きます。
「川沿いへはどうしたら出れるのかな?」

土手への道を見つけてを鑑賞。
こちらがわは河津桜が植えられているようでピンクの花を咲かせている。
観光客は少ない。
桜といえば河津町なんでしょうね。

流れている川は青野川
大きなが4,5匹泳いでいる。
少し寂しい感じがするのは人があんまりいないから?(^^ゞ
14:10、こんどこそ石廊崎に向けて出発!

・石廊崎にて
菜の花畑にさよならして、国道136号線から県道16号線へ。
石廊崎へは県道を通ります。
20分くらい走ったでしょうか、石廊崎港に到着。14:30。683.7km。
深い入り江になった港です。
石廊崎めぐりの観光船乗り場が港の端にあります。
広い駐車場には数台のクルマ。
駐車料金は500円。だけど駐車場の外に停めればタダだったかな。
さて、石廊崎の灯台をめぐりにはちょいと歩かねばならない。
ベルはクルマから降りないところを見ると疲れているようだ。
トイレだけさせてクルマでお留守番。

駐車場から岬を目指して上っていく。
白い灯台が山影にちらりと見える。
途中、廃墟となった元観光施設の抜け殻が道の脇に並んでいる。
寂れた感じ。
なんとなく映画ロストワールドの廃墟となったインジェン社の施設を思い出した。(^^ゞ。
15分ほど歩いただろうか、鳥居をくぐり、さらに歩くと道は下りになり石廊崎灯台が見えてくる。
そんなに大きな灯台ではないが、伊豆半島最南端の灯台である。
値打ちがある。(^^ゞ
で、石廊崎灯台のさらに先端、岩場の先にまで道が続いている。
しかもいわくありげに注連縄が張り巡らされている。
先端まで行こうと階段を降りていくとそこに神社があった。
石室神社である。
山肌をくりぬいてはめ込んだような神社、小さな神社である。
この神社の脇を通らねば岬の先端にいけない。
賽銭いれなくてもとおっていいのかな〜とびくびくしながらそそくさと神社脇をすり抜ける。(^^ゞ
先端にいくと海がひろ〜い!
海は穏やかだけど磯に打ち付ける波は荒い。
遠くに島影が見える。
突端に島の名前が書かれた地図プレートがあって、島を確認できる。
しばし、海や海岸や島を記念撮影。
で、この岬の先端にも小さながある。
絵馬がいっぱいぶらさげてあって霊験あらたかなのかな?
帰ってから調べてみると「熊野神社」という神社らしい。
へ〜。(゜゜)
駐車場へ戻って出発。15:18
そうそう、駐車場に「役の行者」の銅像が建っていました。
伊豆に流されたそうです。

ペンション「コンパスローズ」
本日の観光地めぐりは石廊崎まで。
あとは本日の宿、伊豆半島西側、堂ヶ島のペンション「コンパスローズ」を目指します。
海岸沿いの山道をあがったりさがったり。
県道から国道136号線に合流して西を目指します。

おなかが空いたので下田の道の駅で買ったきんめだいせんべいを食べながら走る。
これがうまい!(^.^)

景気よく走っていたらベルのははがお腹が気持ち悪いと言う。
反省してスピードダウンしてえっちらおっちら走る。
高台に駐車スペースを発見。
夕日ヶ丘展望台と書いてある。
展望台と言うなら景色が良いのだろう。
15:49。704.7km。
ちょこっと休憩。
ベルも降りてうろうろ。
ソフトクリームやらおやつやら購入して出発。16:09。
少し行ったところに「波勝崎」というところがあって、灯台もあるらしい。
そこは東日本最大級の野生のサルの生息地になっているとのこと。
が、ベルのはははサルは好きではないのでパス。(^^ゞ。
時間も思ったより遅くなっているようだし、ベルがサルに襲われてもつまらない。(^^ゞ
道は海からしばらく遠ざかり、ひと山越えてから、もう一度海岸沿いに近づく。
近づいたところで富士山が見えた。(^.^)。
へぇー、こんなところから富士山って見えるのね。
たいしたもんだわ。
小さな駐車スペースに停車。海面まで結構高さがある。
今度はベルはクルマから降りなかった。
水平線のずっと向こうの空間に富士山が頭をのぞかせている。
記念撮影をして、さぁ、出発と言うときにそれは起こった。
時間を気にしていた@noriはハイエースに乗り込むとエンジンをかけた。
ベルのははも乗り込んだ。
かつクンも助手席に乗り込んだ。
アクセルを踏む。
ハイエースが動き出す。と、ベルのははが悲鳴をあげる。
「おとーさん!おとーさん!ストップ!ベルが落ちた!」
?????
一瞬にして心臓がつめたくなった。
あの崖から落ちたんか??
急ブレーキ!スライドドアが移動するガーッという音!
ベルのははの「イタッ」と言う声!
ドア、開いてるの?!
ベルのははは乗り込んだがドアを閉めていなかった。
ギアをパーキングに放り込んで運転席から飛び降りる。
ベルのははも降りて「ベルッ」と叫んでいる。

泳げないベルが波間におぼれているイメージが頭に浮かぶ。
あるいは岩場に体を打ち付けてヒンヒン鳴いているベル。
どうやって、岩場まで降りよう。岩場を降りる自分の姿。
おんぶしてあがってこれるやろか?
電光石火で次々とそれらの場面が頭の中に浮かんでは消える。

悲壮な思いでハイエースの後方から回り込もうと走る。
が、ハイエースの車体の影から、そのずっと後ろからきょとんとした顔のベルがゆるゆる歩いてくる。
「ベル、来い!」
ひょいひょいひょいと歩いてくるベル。
歩き方におかしいところはない。
「おまえ、足は大丈夫か?どっこも打ってないか?」
ベルは座り込む@noriのまえでお座りをする。
ベルは????てな表情である。
「どうしたん?おとーさん」とでもいいたそうである。
手や足や背中、腹、首、おしり、肩。
あちこちつねったりさわったりして身体検査
ベルは獣医もびっくりするほどの我慢強いやつだから念入りに調べる。
よかった、大丈夫のようだ。
海に落ちてなくてホントによかった。(T_T)。
なんといっても運転席に座る@noriが悪いのだが、時間を気にしていてあせって出発したのが原因
ベルのははの習性も災いした。
ベルのはははクルマに乗り込むと荷物をいじったりシートベルトをつけたりしてから最後にドアをしめるのだ。
ベルはクルマで待っているうちに外に出たくなったようで、ベルのははが座り込んでなんやかんややっている間に空いているドアから飛び降りたらしい。
飛び降りるのを許してしまったベルのははも管理不行き届きだが、すべての責任は運転者にある。
だが何事も無かったのは幸運であった。(>_<)。
あ、ベルのははがスライドドアが閉まるときに足をぶつけたけど、それくらいで済んでよかった。うん。
一気にアドレナリンが噴出した出来事であった。
みなさん、気をつけましょうね。
「乗ったかー?」「乗ったー」
「ドア閉めたかー?」「閉めたー」
「ベル乗ってるかー」「乗ってるー」
てなわけであらためて出発。
国道136号線を北上。
堂ヶ島まではj海岸線を走る。
国道は海の高さまで降りてきて民家やホテルが見えてくる。
出発前日に宿に予約をしたが、わかりにくいところらしく道順を教えてくださった。
ベルのははが聞いたとおりに観光施設の「らんの里 堂ヶ島」の駐車場を通り過ぎ、海を背に山のほうへと上って行く。
道は細くなる。
ここもいいかなーと思っていたペンション「仔犬のワルツ」を通り過ごしてさらにのぼっていく。
温泉が引いてあったりしてよかったんだけど、ちょいと財布が苦しくてね。(^^ゞ
道は山深くなり、大丈夫?あってるのかしらんと思ったころに寂れた感じの別荘地に到着。
もっとも今は2月。季節はずれだものね。夏になると住民たちが戻ってくるのかもしれない。
今夜、お世話になるペンション「コンパスローズ」を発見。
安心。16:42。724.1km。
駐車場にハイエースを停めて玄関へ。
ベルは早くペンションに入りたいらしい。
いろいそと階段を上って行く。

ノックするが反応が無い。
なんだかやってるのかやってないのかよくわからんくらいひっそりしている。
開けていいのかしらん。
ドアのノブを回す。鍵はかかっておらずカチャリとドアが開く。
玄関の向こうにはカウンターがあり、ペンション内は外のひっそり感とは違って、生活感があるー。
ああ、よかった。やってる。(^_^;)。そりゃ、やってるわい。
ほっとしてカウンターの上の鈴をならすと奥様がやってきてくれた。
部屋に案内していただき、荷物をとく。
座り込むと疲れが自分の体にもどってくる。
お、おまえら、こんなにおったんかい。今までどこにおったんや、、、てなくらい、「疲れ」が群がってくる
深呼吸すると「疲れ」は気化するようでいくらか楽になる。
しばし休憩
本日の宿泊客はわれわれだけの様子。
部屋のエアコンを効かせるも寒い
先に書いたが1泊目のポーテラスはあついくらいだった。
実際、ポーテラスの奥さんもご主人も2月と言うのに半そでで、冬装束のわれわれに「暑いでしょう」と笑っておられた。
ま、ポーテラスは暖炉で全館暖房だったけどね。
でもそれがなつかしいくらいに寒かったの。(^^ゞ。
18:30 で、楽しみの食事の時間になって1階へ降りていく。
ロビーには雛人形が飾ってある。
そうかもう3月だものな。かつクンも卒業である。

ほんとは1週間くらい休んで九州を回ろうと思っていたのだが、そうなると毎日ペンションどまりは予算上つらい。
となると北海道旅行と同じく車中泊をいくらかいれねばならん。
が今回、ベルのはははが伸びているので風呂のあとしっかり乾かす必要がある。で、ないと風邪をひくかもしれん。
それと2月の車中泊って寒さは大丈夫かしら?って心配もある。
@noriは昔、大晦日から元日にかけて釣り納めと初釣りやーなんて言って夜釣りに行ったこともあるので寒さ耐えられる自信はあるがベルのははやかつクンはどうだろう。ベルのはははむつかしいかもしれない。
ベルに生まれ故郷鹿児島の土を踏ませてやりたかったのだが、、、種々の事情で断念
で、近場をということで伊豆半島にきたのだが・・。

薄暗い食堂に下りて来るとフォークやナイフが置いてある。
席に着いて何がでてくるかしらとなぜか小声になる。
部屋の明かりのせいかな?(^^ゞ。(写真は結構明るく修整しますけど)
で、料理はとってもおいしかったんだわ。(^.^)。
アボガドと小えびのわさび風味の前菜。おいしー。(>_<)
牡蠣のスープも牡蠣がぷりぷりでおいしー。
魚料理、肉料理、デザートとみんなおいしかった。
とくにステーキがおいしかった。やわかくてね、ソースもおいしくて。(^.^)。
で、食事を終えて、20時ごろ風呂へ。
部屋にはユニットバスがあるが、1階にあるペンションのお風呂を使わせてもらう。
かつクンとあついあついといいながら浴槽へ。
で、その後、テレビを見たり、ガイドブックを見たり、撮影したデータをパソコンに取り込んだりして、3日目は更けていきます。
2008年2月25日(月)の走行距離107.7km。旅行の総走行距離724.1km。


Last updated: 2008/08/12
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2008/02/25撮影
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