topics
No.086
「しつけ」について−犬の思い



(玄関に人の気配を感じたベル)
ベル
「(ん!)」
おとうさん
「(ぴくっ!)」

ベル
「(誰か来たっ!)」
おとうさん
「待て!」

ベル
「うー・・・!
(おとうさん、なんで怖い顔してるのー!)」
おとうさん
「待てって△×●◇!」
(注:ベルに理解できない言葉は記号になっています)

おとうさん
「×△◎◆▽!」
ベル
「ぐるるるー(ボク、ちゃんと待ってたよ!)」

おとうさん
「▽×●△■◇▼○▲!」
ベル
「ぐるるるるーっ!
(ちゃんと待ったのに!
おとうさん、怖いことしないでよー)」

まず、第一に「待て」をかけるのが遅い!
「うっ!(どきっ!)」
そして、ベルくんは飛び出したものの、廊下でちゃんと待っていた!
しかし、あなたはそのベルくんを叱ってしまった!

「ううっ!(ががーん!)」
あなたは廊下で待っていたベルくんを誉めるべきだった!
「あうっ!(どっかーん!)」
しかし、陥りがちの過ちでもある。今後は「しつけ道」に精進すべし!
「ははー。せめてお名前を・・・」
わたしの名か。わたしの名は、そう、「犬の味方」・・
「『犬の味方』・・・」
さらばじゃ!(どろんぱっ!)
@nori  

2000/4/17


どろんぱっ!は、ともかく。これは恥ずかしながら実話です。
あとで考えて、「ベルにしたらこんな気持ちだったろうな」と思いました。
しつけって難しいですね。
でも難しく考えすぎてもいけないと思います。
『犬の味方』さん、ありがとー(^^;)

写真は再現です。ベルに協力してもらいました。
最後のコマでベルの鼻にしわが寄っていますが、
こっそり息を吹きかけて撮りました。
出演料としておやつを与えました。(^_-)
HOME Back